山崎牛のこだわり
山崎*畜産は恵まれた環境のもと、選び抜かれた飼料と美味しい地下水で、安全・安心、そして美味しい肉を提供したいと思っています。
* 「崎」は、山へんに立・可
餌の話
牛って何を食べて生きているのでしょう？ 答えは「草」ですか？ 正解です。
でも、現代の人間に家畜として飼われている牛の場合、「草」という答えでは完全には正解ではありません。家畜化された牛では草だけでは肉を作ったり、お乳を出すのに十分なエネルギーを確保するのは難しいのです。
そこで、その不足分を補うために、というより十分なエネルギーを確保するために（特に肥育牛の場合）高エネルギーの飼料である穀類等が与えられるのです。ただ、一種類の原料のみだと栄養が偏ってしまうので、現場では数種類の原料を混ぜて使用しています。
ここでは肥育現場でよく使用されている餌（の原料）と実際に山崎牧場で牛に与えている飼料について紹介します。
「山崎牛」と「宮崎牛」の違い
写真上2点：山崎牛
山崎牛は「宮崎県産黒毛和牛」ですが「宮崎牛」ではありません。
2007年の全国和牛能力会で一躍名前が知られるようになった「宮崎牛」ですが、「宮崎牛」というのは地域団体商標（事業協同組合、農業協同組合等が商標登録を受ける商標）で思いっきり簡単に言ってしまうと、農協を通して出荷していない当社の牛は、どんなに良い牛・美味しい牛肉を作っても「宮崎牛」を名乗る事は許されないのです。
しかし「宮崎牛」という地域のブランド名に頼れない分、自社ブランド「山崎牛」の名前に自信と誇りを持って消費者の皆様にお届けし満足して頂ける様、日々努力しています。
